
株式会社 中島製作所

▲(左)株式会社中島製作所 中島弘喜 代表取締役社長、(右)メック株式会社 中島和宣 代表取締役社長

▲工場内の様子
佐賀県佐賀市にある「株式会社 中島製作所」は、半導体製造装置関連部品の製造・板金、機械加工・機械組立などを手がける会社です。2025年に創立100周年を迎えます。
ご兄弟でそれぞれ会社を経営され、半導体製造装置を一気通貫で製造されています。両社のシナジー効果をより高めるため、グループとしての在り方を言語化し、各社の制度や取り組みに落とし込んでいきます。

2024 REPORT 2024年度の取り組み
概要
- 取り組んだ課題
- 中島製作所とグループ会社であるメックへの帰属意識の向上
- 伴走型リブランディングで
実施した内容 - 2社の経営者・幹部メンバーをまじえたワンメッセージの作成、その土台となる2社共通の価値観の定義、ワンメッセージのスムーズな社内浸透のための幹部社員との意見交換
- 今後の展望
- ワンメッセージの確定、コンセプト文の作成、ワンメッセージを踏まえた施策の検討、内部浸透等


2024年度の伴走型リブランディングを
振り返って
今年6月に創立100年を迎えられますが、その先さらに100年、同じ山の頂上をめざしていくにあたって、2社共通の「幹」の設定に取り組まれています。これまで、ご兄弟である中島弘喜氏と中島和宣氏は、目の前の課題について議論はしてきたものの、未来を見据えた本質的な議論の機会はあまり持てていなかったそう。
「半導体業界が盛り上がりを見せる中、両社であわせて500人以上の社員を持つグループに拡大している。その一方、両社でシナジーを生めているかというと、まだそうではない」と語るのは弘喜氏。それに呼応し和宣氏は「10年、20年、もっと先の未来を見据えた時に、両社の存在価値とは何なのか?大切にしたいものは何なのか?それに関連する具体的な課題とは?
伴走型リブランディングという機会が、これらを話しシナジーを生むきっかけとなっている」と本事業の価値や期待感を語ってくださいました。
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セッションには、お2人と共に社員の方も。参加されている中島製作所の社員である草野さんは、
「おふたりとも性格は違えども、“見据える未来”は同じだと感じている。その共通言語となる“幹”を育み支える“深く強い根っこ”が生えてきているのではないかと思う。深く強い根っこの上で育つ“幹”であれば、社員にも心から伝わる」と、社員の立場として客観的な視点でこれまでの活動を振り返りました。


お問い合わせ
佐賀県 ものづくり産業課
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